桃源山まで来ると、また晴れ上がり。まさに紅葉の桃源郷。
浄土を庭へと写したように、仏の紅葉に埋もれるよう。
こういう刻は、もう言葉も無いですね。差す陽の光に感謝、感謝。
今日はお寺の方にはお目にかかれず、ちょっと残念。ひと気の無い窓ガラスが、寂しく紅葉に染まっていました。
山頭火『音はしぐれか』の句に、まさに呼応するべく、また雨が降ってきました。