専称寺

            
鞍馬街道を戻ってくるとき、行きに気になっていた専称寺に寄りました。通りに面した毘沙門堂に、真っ赤に色付いたモミジが、覆い掛かります。紅葉の下では、何やら作業中。
 
 
 
尋ねてみると、ちょうどお堂の天井に『双龍図』を取り付けているところでした。絵は静岡在住の画家・斉藤サトルさんによるもので、古典的な双龍図に比べて、ちょっと愛嬌のある感じ。はじめは何も無かった天井に、大工さんの鮮やかな手で、見る間に絵図の書かれた板が張られ、一枚の天井画となりました。ちょうど良いタイミングだったので、貴重な場面に立ち会うことができました。(11/15日にお披露目、12/8に奉納記念イベントがあるそうですので、詳しくは斉藤サトルさんのWEBサイトへ。)