笠置寺・磨崖仏


こちらのお寺のご本尊「弥勒大磨崖仏」に、モミジが真っ赤に色を添えています。なんと1300年も前に彫られたものだそうで、一時は彩色をされていたこともあるそう。1331年に笠置山に入られた後醍醐天皇も、こちらの仏様に手を合わされたのでしょうか。今では後背の輪郭が残るだけですが、何か仏様の姿が浮かぶような景色です。先年訪れた奈良の大野寺の磨崖仏も、こちらのものを模写されたそう*1です。

*1:笠置寺のHP http://www.kasagidera.com/ よりの情報