祇園・八朔


今日は八朔。田の稲穂が実る「田の実り」を祈る行事から「田の実」を「頼み」とし、商家のお得意先の挨拶回りに転じ、花街では舞妓さんがお世話になっている師匠方や、お茶屋さんに挨拶回りする日です。蒸し暑い時期ながら、黒紋付きの正装で置屋ごとに数人で回られます。

写真は花見小路の"一力"の前。朝からものすごい人出で、いいお歳の方々が、押すな押すなの小競り合い。舞妓さんたちと同じタイミングで通りかかったりしたものなら、通行人も罵声を浴びせられたりして...お気の毒さま。通る車にガードマンさんたちも大変そう。でもここのガードマンさんって、ここを下がったところにある場外馬券場の整理が本来の仕事では?
このあと帰りの車で雷雨に遭いましたが、挨拶回りも雨の中...八月というのに、まだ梅雨なんですか?