金蔵寺

 
足下の悪くなる日にここに来るのは、ちょっと気配りがないかもしれませんが、その分お参りの人も、紅葉狩りの観光客もぽつりぽつりで、静かな山寺の紅葉の”はしり”を観ることが出来ました。
モミジは陽当たりの良い処の樹から、陽当たりの良い枝から、葉の周縁部から..と、赤らみ始めますが、紅葉はじめのこの時期は、そのグラデーションを楽める、終盤の盛りよりも味わい深い季節かもしれません。(紅葉の錦、神のまにまに..でしょうか。)
本堂へ上る石段脇や、本堂の側にも、色付きはじめのモミジがそっと、訪れる人を待っているよう..。まだ緑の葉の上にも、紅く染まった一枚が散り、載っておりました。
金蔵寺拝観のご注意*1

*1:京都市文化情報システムのガイドにもあるように、道中に離合不可能な箇所があるため、車でのアクセスには呉々もご注意を...初心運転者・車幅感覚の希薄な方は、事故・渋滞の元となってしまいますので、タクシーのご利用をお奨めします。