夏越祭_八坂神社・疫神社

 
祇園祭の行事もこれが最後_夏越祭です。祇園・八坂さんの境内の摂社、蘇民将来を祀る「疫神社」に大茅の輪(ちのわ)を設え、これをくぐりお参りすることで、厄気を払います。朝10時からの儀式には、多くの人が集まってこられました。まずは祇園祭に関わってこられた方々、そして私のような一般の参拝者も並びます。

 
お参りの前後、大茅の輪の前や周囲に立てられた茅(かや)を頂き、小さな茅の輪を編み、「蘇民将来子孫也」の護符を授かって、厄除けとします。
私も編んでみましたが、初めてであたりの人がきれいに編むのを観ながら、出来上がってみればごつごつと、不細工なものになってしまいました。まぁそれでも御利益に違いはないのではないかと...。そういえば...うちにも、ずいぶん昔に母が授かってきた茅の輪が吊してありますが、今日までそれがどのようなものだか解らずに過ごしていたのが、ちょっと切なくもある夏越祭でした。