長岳寺・内山永久寺跡

 
日本最古の道と言われる「山野辺の道」沿いに長岳時はあります。静かな山寺然りと言った佇まいですが、往時には48坊の規模を誇る大寺だったそうですが、今では一塔頭を残すのみ。同じく山野辺の永久寺もその跡の看板に見ると、壮大な伽藍をもつ美しいお寺だった様ですが、明治の排仏毀釈でその全てを失ってしまったそうです。長岳時の桜も、永久寺跡の桜も、もちろん当時からのものでは無いでしょうし、栄華の日々の目撃者では無いでしょうが。後の誰かがその咲く姿に、何かしら想いを巡らすがために、そこの植えたのかもしれません。

そのほか...竜田神社は静かに満開。石上神宮外苑は、多くの花見客でごった返して満開を迎えています。相撲発祥の地と伝わる相撲神社は、これまたそっと静かに満開でした。