東大谷廟・車折神社

narutakiso2007-08-15


久しぶりに東大谷さんの萬灯会へ行きました。
お参りでなく、カメラをぶら下げて墓地の石段を登るのは、ちょっと気が引けるのですが...本当言うと私にも、ここ東大谷廟にはお参りすべきお墓が在るのです_正確に言うと、在るはずなのです。というのも、母方の祖母の実家?のお墓があって、まだ小さな頃に母と祖母に連れられて、何度かお参りに来たことが在るのです。その後祖母も母も他界して、しかもいわゆる墓守すべき本家筋では無いので、それがいったい何処にあるのかさえ、忘れてしまいましたが。
2003年に三十年以上ぶりに訪れたときには、花を片手に一応ぐるぐると探し廻ってみました。確か側に樹が生えていたように思うのですが、それも皆大昔の記憶。結局「これかな?」と思える母の旧姓と同姓のお墓を見つけ、一応花を置き拝んで帰ってきました。そこには大きな花が供えられて、お参りされた後のようでしたが...。


そんなことを考えながら、汗だくになってお墓の間の狭い道を辿るうち、まっすぐ登る道を見失ってしまい、結局南の端まで大きく回り道して、更に汗をかく羽目になってしまいました...自業自得とはこういうこと。


ようやく最上段まで登って、眺めた宵闇に浮かぶ沢山の明かりと、京都の街明かり。
それにしても沢山の方がお参りされていました。



こちらは静かに灯る車折神社万灯会
それでもぽつりぽつりと、お参りされていました。