晴れて散り往く

今日の様な暖かな日に照らされて、伸びをするように開ききったとき、
初めて風に散らされる。



夷川発電所の排水の流れは、勢いのあるせいかその前の疎水よりさわやかで、
ここだけはいつも「川風」が吹いているように思えます。



発電所の取水堰には散りし花が溜まって。
その上にまたサクラの樹の影を映す。
これまで楽しませてくれてありがとう、最後の魅せ場かな。