この小さな児童公園に、二本もある桜。まずは早咲きシダレが八分咲き。恥ずかしげに俯いた花が、見上げた視線とちょうど向かい合って...。 大通りと住宅に挟まれた、本当に狭いスペースに、目いっぱい枝を広げるシダレザクラ。

岩屋寺山門の、華奢なシダレザクラは、静かに静かに五分咲きで、飾り気の無い山門を、この時期だけ彩ります。 枝先は屋根瓦に振れて、ちょっと窮屈そうにしています。風に揺れるたびに、それは角に摺れて痛そうです。 門前の大きなシダレザクラも八分咲きで…

大石神社の大きなシダレザクラ＝大石桜は、ようやく五分咲きという処。 ちっちゃな犬がいるだけで、お宮のアイドル花子（小型の馬）は、隅っこに隠れてしまって、こっちには寄って来られません。まぁ、そんなことくらいの穏やかで、静かな大石神社のお昼前。

薄陽の土曜日、今日も少し肌寒さが残ります。そんななか、ここでも早咲きのしだれ桜が、ひっそりと境内に枝を差しかけています。 可憐な花がたくさん開いて、空間を白く埋め尽くすよう。 何度も訪れている花山稲荷ですが、この鈴には初めて気がつきました。…