2011-04-14から1日間の記事一覧
堂本印象美術館の奇抜な外観に、コントラストも高めに、真っ向勝負を挑むシダレザクラ。でも、電線がねぇ....。
本堂右手の桜が散り始めると、左手のベニシダレが満開を迎えます。仏を拝する桜のリレー。
宥清寺よりも愛染寺よりも、通りを往く買い物客の目を惹くのは、こちらのベニシダレでしょう。
こちらのしだれもご多分に漏れず、上の方の枝に花が付かなくなってきています。どうもベニシダレは弱いんですね。それでも商店街の中で、ホッとする彩りを見せてくれます。
名のついた物や、有名な場所でなくても、京都御苑内には多くの桜が咲きます。この時期はゆっくり歩き回り、桜を探し回るのが楽しい苑内です。 先日までのクリアな快晴から、だんだんおぼろおぼろな春の空色に移ろってきました。
特に“穴桜”という名はついいてはいませんが、その幹は半ば空洞になり、さらに穴まで空いて向こうが見えているというのに、それでも健気に花を咲かせています。
こちらはまだ五分咲き程度で、つぼみもたくさん残っていますが、それでも既に華やかな姿。さすがに後水尾天皇を、引き返させただけのことはあります。
歴史に名を残す高名な二人の墓が、こんなにこっそりと片隅に。でもこの時期だけは、桜が華やかに演出しています。
衣笠から鷹峯へと抜ける道すがら、たまたま通りかかった校庭裏に、賑やかな桜の風景がありました。
いまは方丈の屋根の修理中で、大きな覆いと支柱が庭にまで張り出し、ちょっとがっかりする拝観者も。でも物は考えようで、これも“非常に貴重な風景”だと思えば、ありがたくさえ見えてきませんか。
『斎王桜』*1も満開で、多くの人が惹き寄せられていました。近頃枝が寂しくなってきた御所桜と対照的に、こちらはのびのび枝を広げているようです。若い女性の強さでしょうか。奥に一の鳥居が小さく見えます。 *1:斎王とは、賀茂神社に巫女として奉仕した未…
二の鳥居脇の『風流桜』*1は、花傘のようにしつらえられています。 *1:『風流桜』:葵祭の際『風流傘・花傘』がこの桜の前に並べられることから。
件のポスターで有名になった『みあれ桜』*1。 *1:『みあれ桜』:神迎え神事『御阿禮みあれ神事』の際、神幸がこの下を通過することから『みあれ桜』と呼ばれます。
楼門前の『賀茂桜』とその影。
この桜の咲き姿をみると、毎年何だか心強く感じます。 本当に力強く立ちあがり、旺盛に枝分かれしています。
関西日仏会館だと思っていましたが、2009年末に神戸にあった仏総領事館が、こちらに移転していたんですね。桜のある空間も、少しパリのエスプリが香るように...。 庭では真剣に描く人の姿も。やっぱりパリの雰囲気?
妙心寺駅の傍らにもベニシダレ桜が咲き、わりと殺風景な駅をいまだけ彩っています。 今日初めて気がつきましたが、新しい『福』塗装の車両が走っています。『百福電車』ももふくでんしゃ*1と言って、京福の開業100周年を記念し、車体の百個の『福』の字を書…