激しく散る東寺の桜。塔の影響か、複雑に流れる風に、雪のように花びらが舞います。 大きなシダレは満開でしたが、大掛かりな映像撮影隊が陣取っていて、ちょっと面食らいました。この晴れた昼間に、それでも明るく見えるくらいの大照明を何基も点して...下…

こちらもただの公園にしか見えない、西寺跡。国宝や重文をたくさん備えた東寺さんとは対照的。公園の中央にちょっとした土塁があり、園には礎石らしき石が二基と、この碑があるのみ。周りでは子供たちが、春休みを謳歌していました。宿題も無いもんね。

千本丸太町側の住宅街にある平安京の大極殿跡。まさに平安京の中枢がここにあったとは思えないような、密やかな場所です。随分以前、丸太町通を往き過ぎる時に、ちらっと見えた桜花が気になって、地図から見つけた大極殿跡。こんな場所がまだまだたくさん、…

若い頃勤めていた写真事務所がこの辺りでしたが、思えば桜並木の記憶は全く無くて...あの頃はまだ目もくれていなかったのです。天神川の川側は、長い桜並木が続き、ご近所さんの桜散歩道です。まだ若いのか、小さな鷺が飛んでいました。

SL館を出てすぐ、朱雀の庭のシダレザクラは、激しい勢いで散った後でしたが、まだ淡い影を落としていました。まだ若い樹だと思いますが、これから伸びて多くの人を癒すでしょう。

梅小路のデモ運転「スチーム号」のホームにも桜が満開で、戻ってきた皆さんを桜が迎えます。 入場する建物は、山陰本線の旧二条駅舎を移築したもの。動態保存されているSLばかりじゃなく、扇形車庫や転車台など、建築・構造物としても興味深い場所です。

在原業平ゆかりの十輪寺（なりひら寺）の中庭に咲く業平桜は、もう既に半ば散って苔の上には白い花びら模様。毎度出遅れてしまってますが、先月末には満開だったと言う事です。今日でもかなり綺麗な姿なので、一週間も前に来ていればかなり華やかだったんで…

続いては西山へ。八時の開門後すぐに着きましたが、もうここ「桂昌院お手植え桜」の前もカメラマンが数人陣取って...。なかなか撮影が難しいですが、桜は満開です。段々状の山寺には石垣もたくさん造られ、桜もこの石組みに似合います。

今日は逃げずに京都の桜に向かいます。先ずは日の出直後の背割堤へ。すでに土手の道や、斜面に陣取ったカメラマンの姿が...。でもまぁここはびっくりするほどの規模なので、各々自分の場所を求めてさまよいます。そんなこととはかかわりなく、散策・サイクリ…