紙屋川まわり

以前から気になっていた紙屋川の流域

町に厳然と残る大きな高低差は

秀吉の「御土居」と絡めて

ブラタモリでもとり上げていました

 

 

 

 

今日は旧ソ連の35mmレンズで

Jupitar-12 2.8/35 はコンタックスコピーの"Kiev"なんて洒落たカメラ用

今はこんなのも簡単にデジタルで使えてしまいます

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JUPITER-12 2.8/35 @ 7Riii

冬陽の豊かな陰影を

旧ソ連レンズの周辺の甘さのなかに包み込む

 

 

 

 

 

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JUPITER-12 2.8/35 @ 7Riii

茂る葉は錆びていく建物を置き去りにして

時を渡っていきます

 

 

 

 

 

またElmar 4/90に持ち替えて

両岸の光景を切りとる

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Elmar 4/90 @ 7Riii

今は北のほうも天神川と呼ぶそうですが

昔は全域紙屋川と呼ばれていたそう

左右岸での高低差は断層の成せる技でしょうか

 

 

 

 

 

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Elmar 4/90 @ 7Riii

各種柱取り揃って

雨に陽に曝されていました

 

 

 

 

 

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Elmar 4/90 @ 7Riii

神谷川に架かる水道管

侘び寂びサビさび

 

 

 

 

 

ぶらぶらと歩くのにも体力がなくて

すぐにお疲れさま

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JUPITER-12 2.8/35 @ 7Riii

路地に正午前の陽が

ギリギリと射し込んでいます

境界の石かと思えば

お地蔵様のような姿です

信仰する心とは

 

 

 

 

 

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JUPITER-12 2.8/35 @ 7Riii

住宅街に突然聳える御土居

この辺り切れぎれに横たわるように

屋根やアンテナが覗くのはご愛嬌

 

 

 

 

 

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じわじわと迫り来る沼に

足を取られないようにゆっくりと進む

オールドレンズの沼は深いらしい