とくに計画もなく東の空にレンズを向けて月を待っていたら
ちょうど比叡山山頂から登ってくる姿が見えて
慌ててシャッターを切る
比叡山頂の施設が何かの基地のよう
比叡山から昇る欠けた月の姿
陽射しの暖かかった日の終わりは
モニターを見ても陽炎のように空気が揺らいでいて
月も縁がガタガタに見えてしまいます
それも致し方なく_レンズの性能が低いわけでもなく
レンズを向けた眼前には車が行き交い
家々の屋根も重なって見える状況
夕暮れの冷えてきた空気と上る暖気が踊るような状況
今回は”ほぼ”皆既月食とは言っても
かなり明るい部分が残ります
まぁ次の月食なんかは
もう見ることは出来ないんだろうなぁ...なんて思いながら
そして満月に戻ったころ
ようやく大気の揺らぎの影響も少なくなって
どうにも評判の悪いLEICA DG 100-400の望遠端
でも800mm相当となれば大気の所為ではないかと思います
もっと空気の澄んだ標高の高い処で試してみないと
安易な評価では可哀想です
(今回のカットは更にトリミングしています)